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5月9日

さわやかな五月晴れが気持ちいいですね。ご無沙汰してますが、皆様お元気でしょうか。


GWはいかがお過ごしでしたか? 私は十数年ぶりくらいに風邪を引き、4連休ほぼ休眠しておりました。

しかし久々の体調不良はなんとも心地よかったです。

発熱にしても、喉の痛みにしても、下痢も、節々の痛みも、だるさ、そして発想や会話のリアクション迄病床時には通常と比べてこうも変わるものなのかという想いも、とても新鮮でよかったです。いいGWでした。

風邪を引いて何が一番気持ちが良かったかと言うと、症状のピーク時に風邪薬(私は市販薬のパブロンゴールド愛用です)を飲んだ時。気管の奥からスワ〜っと炎症が抑えられるのでしょうか、瞬時に物凄く呼吸が楽になるあの瞬間!

私は普段まったくといっていい程、薬というモノを口にしませんから薬の「耐性」というものが出来ておらず、よってたまに飲む「薬」はどれも劇的に効きます。
そうです。最初は効いた薬なのに飲み続けていくと効かなく感じるのは体に「耐性」が出来上がるからです。

大学を卒業してこの世界へ入り、いろいろ勉強していく中で「薬はいらない」と言う考えに至り、二十年近く前に一切の薬離れをしましたが、正直今は、ウィルスと戦い瀕死の状態にある体を、お薬が劇的にHELPしてくれるあの快感にぞっこんでありまして、あの一瞬を得たいが為にギリギリまで薬のお世話にはならないのかもしれません。

そうです。私は快楽フェチなのです。気持ちいい事大大大好き!人間です。

仕事でも「快楽の法則」なる普遍性を見出して、その理論に則りながら体というモノに、いや人間に対峙しております。

この「快楽の法則」とは、『人間は辛いことや悲しい事には身を硬くして耐えて行く事が出来るが、気持ちのいい事には抗えない』というものでして、気持ちのいい事を自己実現のキーワードとしていけばわりとすんなりと生きて行ける訳です。

この「快楽」には「負の快楽」と「正の快楽」の2種類ありまして、「負の快楽」とは麻薬やお酒に溺れたり、夜更かしや自己破壊に伴う陶酔感など、行き着く先が自己破壊の方向へと向かっているから「負の快楽」と呼び、私的にはまったくこのたぐいの快楽には興味がありません。

私を放さぬもう一つの「正の快楽」とは、平たく言うと「いい仕事をした後のビールは美味しい」に始まり、朝超元気に目が覚めた、どんなにストレスフルな状況でも笑顔で切り返せる快感!とか、少し高い目標を達成したときの喜びとか、向かう先が自己実現であり、そこに伴う快感を「正の快楽」と呼んでおります。

誰でも心から人にやさしく出来た時の自分が嫌いな人はいません。「正の快楽」とは究極の自己愛なのかもしれませんね。
しかし一度そういうサイクルが始まりだすと、何でもそうですがエスカレートしていきます。嫌いな自分、情けのない自分でいる時間をもったいないと思うようになって来ます。そうなったらしめたモノ!
しかめっ面でいるより笑顔でいた方が楽しい訳ですよ、誰でも。

生活全般が変わります。食事も、行動も、身の回りの環境も、友達も、趣味も、全部が。少しでも長く、多くの快楽に浸っていたいが為に。

私は骨格矯正家です。力学的に骨格の歪みを正して健康にする手技療法という代替医療に従事していて、今までに延べ6万人の患者さんの体を矯正して来ました。その中で、「食事の大切さ」、「呼吸の大切さ」、「運動の大切さ」、「想念の大切さ」、「自らを取り巻く環境の大切さ」などを痛感して、それらを統合した
『自然手技療法』というものを作り上げました。すべて「健康」を求め続けた結果そうなったのです。

曲がっている体が真っすぐになると「キモチがイイ」。
自分の体質にあった食事に変えて内臓疲労が無くなると「キモチがイイ」。
深い呼吸が出来ている時は「キモチがイイ」。
自信に満ちた言動は「キモチがイイ」。
テキパキと行動するのは「キモチがイイ」。
気の合う仲間といるのも、おしゃれをするのも、
イヤシロチにいるのも「キモチがイイ」。

体が本当に整った状態というのは、一息〜が「キモチがイイ」のです。
一瞬〜が「キモチがイイ」。

だから続けられるし、一度そのような「キモチがイイ」状態をしってしまうと
「キモチがワルイ」状態は耐えられなくなってくるのです。

これが快楽の法則。

「キモチがイイ」為なら何でもします…たとえ禁酒でも…

そうです。「キモチがイイ」ためなら薬なんて….。

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